【BUYERコメント】

*A VONTADEの顔とも言える

『Road Master Jacket Ⅱ』

久しぶりのセレクトになります。

60年代のUKライダースをイメージソースに作られた、ダブルのライダース。

タフでマッチョなイメージのアメリカンタイプとは違い、細身ですっきりとしたUKスタイル。

”エコレザー”や”ビーガンレザー”といった環境に配慮された素材も多いですが、やはり天然素材に勝るものはありません。

拘りを持って仕上げられるレザーは、キメが細かく、管理が行き届いた国内の天然牛革を使用。

触った感じ、鹿革のような滑らかな手触りな印象。

非常に柔らかく伸縮性を持った、『革』に仕上げる前の『皮』に近い状態です。

はじめは油分を多く含みマットな表情ですが、着用を繰り返すことでオイルが揮発し光沢が生まれ、色合いが沈み深いブラックへと変化していきます。

通常のレザーではあまり行わない、ウォッシュ加工を施す生産方法もこのジャケットの特徴。

先に染色して縫製した後に、オイルを入れて洗いをかけ、半乾きの状態で1枚ずつシワを手作業で慣らします。

その後、布で磨きをかけ艶出しをして、ジッパー部分にオイルを挿し滑りを良くする。

熟練のタンナーの元、オイルを入れて洗うことで、しなやかさと柔らかさが生まれ、レザージャケットではそう多くは見られない『シワ』のある唯一無二の表情が出来上がります。

これらの工程を全て手作業で行うことで、このジャケットはようやく完成します。

目を惹くベージュカラーのWALDES社のジッパーは60年代当時を参考に、ハードになり過ぎずヴィンテージな雰囲気に。

主張が強い腰に付けられた4つのベルト。閉めることで風の侵入も防ぎ、ツーリングにも最適です。

ボクはこのレザーを洗濯してます。

元々ウオッシュ加工を施しているので、普通に洗っちゃいました。特に問題はありません。

他のブランドは裏地がキルティングなので冬使用ですが、コイツはコットン生地なので夏以外は使えます。

ありがたいのが裏地がストレッチ入り。ホントに革ジャンとは思えない快適さを実現します。

今から着倒して、シーズンには一人前のレザーに仕上げたいですね。

MODEL 173cm / M

S : 着丈 62.5cm / 肩幅 43.5cm / 身幅 50.0cm /袖丈 61.5cm

M : 着丈 64.0cm / 肩幅 45.0cm / 身幅 52.0cm /袖丈 63.0cm

L : 着丈 65.5cm / 肩幅 46.5cm / 身幅 54.0cm /袖丈 64.5cm

XL : 着丈 67.0cm / 肩幅 48.0cm / 身幅 56.0cm /袖丈 66.0cm

Composition : COWHIDE

Made in Japan